[2019年7月28日]
今日はバドミントンで女子も男子も優勝でした。
男子の桃田は世界ランク1位,女子は山口と奥原が2位,3位ですから来年のオリンピックの金メダル有力候補です。
ちょうど山口選手が言っている「これが1年後だったらよかったのに・・・」は本音だと思いますよ。
だって,いろいろな世界大会がありますが,そんなのと比べてオリンピックのメダルの価値は月とスッポンです。
たとえると,今回の勝利は東大模試でA判定が出たようなものです。
本番の入試で合格しないことには東大生になれません。
実際,オリンピックで金メダルを取るのは東大に合格するのと同じくらいの価値があります。
およそ対応するのは東大京大が金メダル。
阪大など旧帝大は銀メダル。
神戸大や一橋大などで銅メダルというイメージです。
えっ?オリンピックの金メダルの方が価値がありそう?
それは,難しさや努力の程度は金メダルの方が大変でしょう。
ですが,その後の人生を考えると,金メダルと東大京大合格が対応します。
金メダルを取ると,その競技業界ではずっと食えるでしょう。
収入もそこそこありそう。
銅メダルでもメダリストとして,世間ではすごいと言ってもらえて,食いっぱぐれることはなさそうです。
メダル取ったからといって,必ず順風満帆ではないですが,たいていその後の人生が生きやすくなります。
学歴も同じで,東大行けばたいていは大丈夫です。
全員が必ずそうとは限らないけれどもその後の人生が過ごしやすくなるのです。
そのように,その後の人生の礎としての価値は対応しますが,オリンピックで銅メダルを取るのはそれこそ並大抵のことでは無理。
東京でいくつのメダルが取れるかわかりませんが100個もないでしょう。
しかも4年に1度しかチャンスがない。
一方,神戸大や一橋大以上の大学には毎年何千人と合格できるのですから,楽勝です。
よほどスポーツの才能にめぐまれていないのなら,勉強のメダリスト級をめざす方がはるかに確率が高いと思います。
ついでに,関関同立や早慶マーチなどの私立大は世界選手権出場みたいなイメージ。
それはそれでスゴイのですが,オリンピック選手と比べてかなりチヤホヤされ方が違ってきますね。
にほんブログ村
にほんブログ村