[2019年9月5日]
毎日新聞が,先日指摘したような大学入試の混乱を取り上げています。
まあ,ホンマにアホすぎる文科大臣が火に油をそそいでいますが,来週に内閣改造があるので交代することは確定的ですね。
すると,今度はまた教育について全くの素人の大臣がわけわからん発言をするという繰り返しが予想されます。
英語の民間試験は,問題点だらけなのに,意地でもやる気でしょうかね。
いまさら白紙撤回などになれば,さらに混乱しますけどね。
そもそも,英語4技能の必要性がちゃんと理解されていないように思います。
今議論しているのは大学入試です。
普通の大学入試にスピーキングやリスニングは必要ないのです。
まず必要なのは,英語の論文が読める力です。
一般的な大学生がいつ英語をしゃべるのですか?
通常の大学生活に必要ないスピーキングなど不要ですよ。
一方,英語でのコミュニケーションが必要な学科もあるでしょう。
そういうのを求める学部学科は,それなりの試験をすればいいのであって,一律に課すようなシロモノではないですよ。
根本的な問題点を指摘しておくと,ちゃんと英語を喋れる英語教員がほとんどいないという点。
th とかfとかvの発音がちゃんとできてる教員って10人に一人もいないですよね?
教える教員ができていないことを教わって,それを試験されてって・・・
全く何やってんだかわからないのが今の英語教育の現場なのです。
にほんブログ村
にほんブログ村