[2019年9月12日]
中学生で夏期講習を終えた諸君の模試(Vもし)が返却されました。
だいたい例年通り,全体的には偏差値5.4アップという結果です。
大幅に上がった人もいますが,ここで一喜一憂しないようにしてもらいたいと思います。
コレ,高校生も同じですよ。
模試は思っているほど今の学力を反映してはいませんから。
ってか,現在の学力も将来の学力も,実際に何もわからないのです。
たとえば,過去にウチの塾で夏の模試を受けた人の例を示します。
A君は春→夏前→夏後→秋→冬の模試で,
42→42→48→46→51
B君は
49→44→51→50→48
Cさん
47→47→49→55→58
どうですか?
夏に偏差値が6ポイント上がったA君や7ポイント上がったB君よりも,2ポイントしか上がらなかったCさんの方が秋から冬に伸ばしていますね。
夏の後の偏差値など最終的には関係なくなっています。
この夏,頑張って伸びたのなら,それなりに自信をつけてくれてもいいですが,実は秋以降にどうなるかが重要なのです。
今回,たくさん伸びたように見える人も,1とか2しか伸びなかったように見える人も,実際は全体の平均である5程度の伸びだと思ってください。
試験はたまたま自分の伸びたところをバッチリ問われたか,少し苦手部分を問われてしまったかの運が入り込みます。
ちゃんとうちの塾で夏を過ごしたのであれば,学力は5ポイントくらい上がっているのです。
大切なのは,それを秋以降にさらに伸ばすこと。
へたすると,夏ほど頑張っていないので下がる場合が結構あるのです。
継続してコツコツと伸ばしていくようにしてください。
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