[2019年10月13日]
お金を出せば手に入る情報誌,蛍雪時代。
今月号の中で,とある先生のアドバイスとして,志望校を下げない!ってのがありました。
こういう雑誌の情報って,あたりまえですが,全員にあてはまるアドバイスってないのです。
ある人には良いアドバイスでも,別の人には違った方向がよいケースがあります。
それで,志望校を下げないってのはどうなんでしょうか。
志望校を下げないために,何浪もしている人がいます。
浪人してでもそこへ行こうというのはわかります。
ですが,全く届きもしないところを志望し続けて,どうにもならない場合もあるでしょう。
また,家庭の事情もあるでしょう。
ですから,マスコミの情報も含めて,自分にとってどうかをちゃんと考えないといけないのです。
別の買える情報として,模試がありますね。
この判定も,鵜呑みにしてはいけません。
E判定だと,志望校を下げるのですか?
カンタンな見方を紹介しときますね
たとえば,こんな生徒。
E判定ですが,志望者の分布グラフの山の中にいます。
他にも大勢,同レベルの人が志望しているのです。
その中で,いかに上位に食い込むか。
これからが勝負って感じでしょう。
一方,こんな生徒はどうでしょう。
志望者分布の山の下の端です。
これは,相当厳しい状況ですね。
それこそ,暴風警報で休むような塾に行ってては追いつきません。
(ってか,やってる塾はウチだけ?)
ところが,模試は模試です。
そのような位置でも,実はどーってことなかったりしますよ。
特に,私立型の人はマーク模試も記述模試も実際の入試とは全く違った形式になります。
私立大によくあるような形式の模試があればいいのですが,よいのがないのです。
ですから,模試を受けて,変に不安にならず,きっちりと内容の復習をやって,学力アップだけを心がけてください。
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