[2019年10月17日]
今日は何といってもこの話題。
プロ野球ドラフト会議。
話題の佐々木投手は千葉ロッテに。
一時期,逆指名という制度があって,選手が球団を選べるような方向もあったのですが,結局くじ引きで球団が交渉できる選手を選んでいくことになっています。
くじで人生が決まるようなものです。
まさに運命の日と言って過言ではありません。
同じ高校3年生が大学を受ける日も運命の日でしょうが,決定的に違うのは,その日にいくら頑張ってもドラフト会議の場合はどうしようもないこと。
また,行きたい大学を受験するのも自分の意思で決められます。
野球は,プロ野球に行くということは決められますが,どの球団になるかは運任せ。
プロ野球という会社に就職して,配属は人事部が決めるみたいなものでしょうか。
それから,入試の方が楽なのは,その倍率。
今回,育成選手も含めて100人とちょい。
だいたい高校野球の人口が15万人なので,1学年でまじめに野球をやっているのは5万人程度としましょう。
その中で100人がプロに行くのです。
大学入試センター試験を受ける人が約50万人。
これを野球人口5万人の約10倍と考えると,入試だと上位1000人がプロ野球選手並みの栄冠を手にするという話。
ところが,なんとあの東大でも合格者を3000人も出しています。
プロ野球選手になる方が東大に入るより難しいと言われる所以です。
そして,プロ野球に入ったからと言って,活躍できる人はほんの一握り。
東大に入れば,よほどのことが無い限り,まずまず社会で活躍できると思われます。
そういうわけで,良い子のみんなは,プロ野球選手を目指すのではなく,東大をめざしましょう。
という話も変ですね。
自分の人生,自分で考えましょうという話ですかね。
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