[2019年10月25日]
今日は運転免許の更新に行ってきました。
自動車の運転免許は5年ごとに更新しなければなりません。
まあ,でも視力検査があっただけで,技能検査はありません。
講習を受けて午前中には新しい免許がカンタンに手に入りました。
それはいいのですが,世の中にはとんでもない悪法がありまして,
教員免許も10年ほど前から更新制になったのです。
もちろん私も教員をやっていたので教員免許を持っていたのですが,晴れてこの4月に失効しました。
現在は学校で教えてないし,なんと更新講習には3万円かかるのです。
使わない免許に3万円は高いかも。
ところが,現職の学校の先生はそうはいきません。
教員免許の失効は,イコール失職です。
絶対に講習を受けて更新しなければなりません。
それに3万円を自費で払えというのです。
高すぎませんか?
運転免許は3000円で5年間有効。
教員免許は30000円で10年間有効。
どうやら大学の小遣い稼ぎになっているようです。
ちゃんとした講習ならいいですよ。
トンデモな教員が教壇に立てないように,能力検査もちゃんとやってください。
一方,もしも今回免許を失効しなければ,私も再び学校の教壇に立てるわけです。
実は,とある高校から地学をやってくれないかと打診されたのですが,免許失効を理由に断ってしまいました。
これって,せっかく私の授業が受けられる可能性があった機会をなくしているわけです。
おそらく私の代わりに誰か他の人が教えているのでしょうが,ちゃんと地学を教えられる先生ってめったにいませんからね。
ちゃんとした教員の免許を自動的に失効させ,ダメ教員でもお金さえ払えば更新できる教員免許更新制は悪法としか言いようがありません。
誰かここにメスを入れてくれる政治家が出てこないかなぁ・・・
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