パソコン版を見る

尾崎塾
富田教室

[2019年11月4日]

懐かしい声

今日最大のニュースは何といってもコレ

img1
動物園のワライカワセミが逃げたけど捕まったという話。

こいつ,ケララケラケラケケラケラとうるさいことで有名ですね。

でも,歌ではそういいますが,どんな声か聴いたことあります?

実は,小学6年生〜中学生の頃,我々の間ではラジオで海外の放送を聞くのが流行っていました。

BCLというやつです。

それで,ラジオオーストラリアを聞くと,いつもはじめにこのワライカワセミの声が流れるのです。

懐かしい。

以下,回想・・・


おっ,もうすぐ19時だ。

ソニーのスカイセンサー5900の直読ダイヤルを31メーターバンド周波数9.760MHzに合わせる。

ピューンチュ―ンヂューンボォーーー(チューニングの音)

ワルティングマチルダのインターバルシグナルが流れ,そのあと,

This is Radio Australia .

というメッセージと,ワライカワセミの声でラジオオーストラリアの日本語放送が始まって・・・

放送内容をメモしながら聞く。

電波の受信状況をSINPOコードで記録。

それを手紙に書いて,ラジオオーストラリアに国際郵便で送るのだ。

そうやって,日本の受信状況を報告すると,ラジオ局からお礼にベリカードというハガキを送ってくれる。

タダで送り返してもらうのはよろしくない。

ちゃんと,受信報告書とともに国際返信用切手IRCを同封。

ちなみにIRCはそのへんの郵便局では買えないので,遠くの中央郵便局まで買いに行かなければならなかった。

宛先など,もちろん英語で書かないといけないので,調べて書いてみたものの,実際に届くのかどうかはドキドキだ。


 ↑↑↑
みたいなことを日々楽しんでいた小学6年生だったわけ。


今日の英語の授業でも言ったんだけど,英語を勉強する最も良い方法は何か。

英語をたくさんやること。

BCLの経験があるから,英語で世界中の放送が聞けたら面白いなーと思ったりしながら英会話の勉強をしていた。

決して受験に必要だから英語を勉強していたわけではない。

理科も同じ。

電波やラジオのしくみに詳しくなるのだから,理科が得意になっていく。

31メーターバンドって何?

電波の波長のことだ。

それで,波長と同じ長さのアンテナだと受信感度が良いと聞いたが,さすがに31mのアンテナは張れない。

しかし,調べると波長の半分とか4分の1でもよいとわかり,ちょうどよい長さのアンテナを自作したりもした。


ワライカワセミと聞くと,そういうことがどんどん思い出されていく。

今度,動物園に行ってみようと思った。




にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ
にほんブログ村