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尾崎塾
富田教室

[2019年11月21日]

大阪青凌の新校地

ご存じと思いますが,大阪青凌高校は来春に島本へ移転します。

JRの島本駅,阪急の水無瀬駅から徒歩圏の,元はサントリーのあった敷地です。

内覧会があったので行ってきました。

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新しい校舎,いいですね。

設計した業者の人が,そのコンセプトを話してくれましたが,要するに生徒の様子がよくわかる造りになっています。

実際,建物ももっと大きく広くすることができたでしょうが,少人数で丁寧に指導する環境を大切にしているので,建物は小さめです。
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教室も廊下も中庭もガラスを多く配置して,他の場所の活動が見渡せるつくりになっています。

教室は普通の大きさですが,黒板ではなくホワイトボードでした。

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どういう意図でホワイトボードにしたのか聞くのを忘れましたが,一長一短があります。

黒板の方が視認性がいいと思うのですが,粉がたくさん出ますのでそうじがめんどうです。
粉塵を吸うことによる健康面の心配?
ホワイトボードはそのままでプロジェクタスクリーンにもなる?

残念なのは机がよくある幅60cmのものでした。
昨今の中高生は体格も大きく,60cmだと小さいです。
ウチの塾ではもっと大きな机でやってもらってますね。

新校舎のよいところは,学校の現状に合わせて設計できること。
試験前など職員室に質問に来る生徒が多いのでしょう。
そこで,職員室の横に自習スペースと指導できるスペースを作ってありました。

この学校は,ほんとに生徒さんに丁寧に接していると思います。

そういう学校は他にもあるでしょうが,特筆すべき他校との違いがあります。

それが,校長先生です。
 
だいたい,高校の校長先生といえば,説明会で型どおりの挨拶だけして,実際は学校の指導現場を全くわかっていないという例が多いのです。

ですが,ここの校長先生は現場の先生が校長になっています。

いや,そういう先生でも,多くの場合校長になれば偉そうに校長室のソファーでふんぞり返っているのです。

ある意味衝撃的な写真!!
        ↓
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この方が校長先生。

なんと,教頭や入試担当の先生とおなじように,我々の案内をされていました。

若い一兵卒の先生と同じように誘導係から案内係までやっているので,知らない人が見たら誰が校長かわからないくらいです。

以前,この方と塾の生徒の話をしたところ,生徒の名前をご存じだったのです。

校長先生が生徒の名前を覚えている学校っておそらくめったにありません。

このことだけでも,ちゃんと一人一人の生徒さんを大切にされている学校だとわかります。




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