[2010年7月9日]
「朝5時半起きの習慣で人生はうまくいく」
遠藤拓朗先生の本。
人生がうまくいくんだから,これをやらない手はない。
早起きして何をするか。
中高生は勉強しなさい!
朝起きるのが苦手で・・・・
睡眠時間を確保しないと体調が・・・
などという理由は,人生をうまくいかなくする理由。
できる理由を考えて,できるようにしていくのが人生。
だから,早起きできないと考える時点で人生終了だ。
「人生はうまくいく」のは,早起き習慣が原因になるのではなく,前向きに生きる考え方そのものが原因になるのだ。
この先生の説では,睡眠の質を高くして,時間は4時間半でよいらしい。
昔から1.5時間の倍数がいいとかいう。レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが根拠だ。
これも個人差があるのではないか?
でも,たぶんその人に最適な睡眠時間の数列があるのだろう。
事の真偽はどうでもよく,そういうものだと考えて実行してみてうまく行けば結果オーライなのだ。
この本には「朝の太陽の光」にパワーがあるように書いてあるが,そんなものは全く関係ないだろう。これは読者を妙に納得させるが,サイエンスとしては危うい。
そんなこともどうでもよく,ただ早起きして時間を有効に使う人生にシフトするきっかけになれば結果オーライなのだ。
今朝も高校生が早朝6時から塾に来て,期末考査最終日の試験勉強を90分みっちりやっていった。夜はだらだら過ごし,朝はぎりぎりまで寝ている同級生よりも,その生徒の人生はきっとうまくいくんだろうと思う。
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