[2019年12月5日]
大学入学共通テストで導入される国語と数学の記述式問題について、政府・与党は実施を延期する方向で調整に入った。(朝日)
まあ,当然の成り行きで,最初から無理な話でした。
この後もまた「せっかく準備していたのに・・・」などという声を報道するのでしょうね。
しかし,試験の方式が記述式だから記述の準備をして,マーク式だったら選ぶだけの準備だけするの?
何か本質をはずれた準備をしていたのですね?
ウチの塾は,入試の方式がどうであっても対応できる学力をつけることを目指しています。
ザックリ言えばホンモノの学力をつければ,どのような問われ方をしても大丈夫なのです。
何か聞かれて,それを口頭で言ってもよし,文字で記述してもよし,選択肢があれば選んでもいいのです。
共通テストでやろうとしていたのは,型にはまった解答を想定して,その型どおりの場合に正解とするという採点方法。
実際には人間の解答など人の数だけ発生しておかしくないわけで,それを公平に採点するなど無理だったのです。
文科省の人間は型にはまった生き方をしてきたので,そのような思考になってしまったのかもしれません。
ってか,文科省は省庁の中では下級の人間が行くところなので,そういう人が多く集まってしまったのでしょうか。
なんとも残念なお役所ではあります。
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