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尾崎塾
富田教室

[2019年12月13日]

真に受けてはダメ

スポニチによると,阪神の福留選手は1億3000万円で契約更改。

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さすがにケガも多く,規定打席に達しなかったものの,まだまだ若い打者よりも存在感あります。

その福留選手が朝のテレビで若手に対してこんなことを話していました。

「オフの過ごし方。一人の時に何をするか」

つまり,全体での練習で一生懸命練習するのはあたりまえ。

12月から1月はオフです。

その時,本当に休んでしまってはダメということ。

一人でどんなトレーニングをするか,練習をするか。

そこで差がつくのだと。


これって,野球や他のスポーツもそうでしょうし,どの職種でも同じです。

昨今は,働き方改革というアホな掛け声が広まっています。

それを真に受けて,もっと休もうなどと考えている若手がいたら,そいつはその仕事に向いていないのです。

特に教師のように,児童生徒に物事を教える仕事の人は,24時間営業なのです。

日々研鑽して指導の幅を広げていくことこそが生きる道なのに,何が勤務時間ですか?

残業が過労死ラインを越えているという議論がよく見られます。

そもそも教師に残業はなく,24時間が勤務時間です。

それで,過労死した人がいるのですか?

自殺した人がいたとしても,それは勤務時間が長かったのが原因ではありません。

そもそも向いていない仕事をしていたから,時間が短くても自殺していたのでは?


スポーツ選手が自分の時間にトレーニングして,過労死したって話聞いたことありません。

自分の能力を高めるために24時間懸命に努力するからプロの選手として認められるのです。

学校の先生も同じで,学校に8時から17時までしかいなくて,何ができるのですか?

忙しい忙しいと言って,結局やるべきことから逃げているだけ。

自宅でも休日でも,いつも研鑽を積むことが教師として生きるということなのです。

教員という職業を選ぶということは,生き方を選ぶということです。

教科指導も部活指導も,生活指導も進路指導も,全部教師の仕事です。

中には教科指導しか仕事ではなく,部活は本業ではないというトンデモな教師が増えています。

そういう教師はすぐに退場してもらいたい。

教師の仕事は,生徒にかかわるすべてです。

教科の指導だけしたいのなら,どこかの塾や予備校に勤めるべきなのですよ。


ウチの塾は,塾という名前ですが,考え方は学校的です。
というか,今時の本分を忘れた学校よりも生徒の人生すべてにかかわっているつもりです。

生徒のために多くの時間を使っていて,そういう生き方をしているので,それを全部勤務時間に入れたら私などすでに100回くらい過労死していますね。

ところが,むしろそういう生き方に生きがいを感じているので,病気するどころか,いつも心身ともに充実しています。

時間で測ることのできない仕事というのがあるのに,どうも日本のアホな人たちは短時間働くのがよいと思うようになってきています。

せめてウチの塾生は,短い時間に多くの仕事ができるようになって,多くの時間はたらく人間になってほしい。

すると,非常に多くの仕事をすることができ,それは世の中のためにも自分のためにも有益以外何ものでもないのですから。


冬期講習は,そのような人間になるよい練習場です。

長時間,内容の濃い時間を過ごすことが可能ですから。




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