[2019年12月18日]
中学生が学校の成績データを遠隔操作で改ざんできたというニュース。
まあ,やろうと思えば学校ほど侵入しやすいところはないでしょうね。
一般企業と違って,学校というところは誰も責任をとらないところです。
大きな会社だとデータが漏洩したということで信用を失ったり,企業秘密がオープンになってしまったりすると困ります。
だからそれなりに予算を配分して専門的にセキュリティーを強化する部署と責任者を置きます。
学校って,そういう部署がないのです。
おそらく多くの学校のデータは外から丸見えでしょう。
たいていはパソコンに強い一部の教員がボランティアでホームページを運営しています。
だから,どの学校のホームページの内容もひどいものです。
恥ずかしくないのでしょうか?
そうなのです。
何が恥ずかしいかわからない程度に無知なので,恥ずかしいと思ってないのです。
その素人が管理運営しているホームページのサーバーも成績管理のサーバーも同じで,いつもつながっていれば,カンタンに外から侵入できそうです。
でも,実はそんなことしなくても,学校の職員室自体に簡単に誰でも入れます。
特に,生徒は定期考査期間でもないなら,普通に入って先生がいないスキにパソコンをさわることが可能です。
試験問題を盗むことも可能です。
ただ,実際にそれをする生徒が少ないことと,仮にそういう事件が起こっても警察に通報するはずもなく。
そんなこと公になったらヤバいです。
確実に隠蔽され,生徒はただキツく怒られておしまいです。
そういうありさまなので,今日もどこかの中学生が成績を書き換えているかもしれませんよ。
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