[2020年1月20日]
ほとんどの中学校で定期考査後に各私立高校へ出願となります。
いよいよ受験です。
大阪の私立高校はほとんど落ちることがありませんが,当日の点数で特進などのコース分けがなされます。
希望のコースに入れるように頑張りましょう。
実は,希望のコースに入ることよりも重要なことがあります。
それは,入試に合わせて高得点が取れるように頑張る経験を得ることです。
高校入試でしっかり頑張った人は,大学入試でも同じように好結果が出ます。
高校に入ってから頑張れば,それなりに上位に行けるような気がすると思います。
でも,実際は,高校入試の学力の方が,高校に入ってからの頑張りよりも重要なのです。
高校に入ると,多くの生徒はホッとして勉強しませんね。
ですが,中には高校に入ってからすぐに頑張る諸君がいるのです。
すると,そういう諸君はぐんぐん偏差値が上がります。
そのまま高3までなんとかいけますが,そのころになると高校入試で頑張った人が勉強をはじめます。
すると,やはり入試に向けての勉強の上手な人がどんどん学力をつけていきます。
結局入試の時には,高校に入ってすぐに頑張って高偏差値だった人はたいした学力にならず,高校入試の高得点者が大学入試でも難関大に入るのです。
今高校生の人には残念なお知らせですが,現実はそうなのです。
だから,中学生の諸君は高校に入って頑張ったらよいなどと甘いことは考えず,今できる限り上位のところに行けるよう頑張っておきましょう。
まあ,あくまで大学進学を考えたらという話ですが。
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