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尾崎塾
富田教室

[2020年1月22日]

可能性のある人とない人の差

テニスの全豪OPがはじまりました。

大坂なおみの連覇なるか?
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テニスに限りませんが,勝ち方みたいなものってあるのですよ。

特にテニスは基本は五分五分のスポーツです。

ですが,ちょっとしたところの差が勝ち負けにつながります。

せっかくのチャンスなのに,何をすべきかの選択を誤って勝てない人。

逆に,しっかりとやり切って勝つ人。


具体的にはどういう違いでしょうか。


たとえば,40−0でリードした時のサーブです。

相手のミスを期待して,ゆるく入れてしまう人は,たまたまそのゲームが取れるかもしれませんが,確率的には相手に大きなチャンスを与えるやり方なのです。

せっかくリードしているのですから,サービスエースをねらっていく方がゲームを取れる確率が高くなったりします。

5本に1本しか入らない強いサーブでも,仮に入れば確実に得点でき,そのゲームを取れます。

だいたい,ゲームポイントになると,相手は簡単にミスしてくれません。


これ,受験の戦略と同じです。

どの分野が出題されても平均40点を取る勉強をしていたら,ライバルたちがが60点取る状況だと確実に負けます。

ところが,ある分野は80点,ある分野は20点みたいな勉強をしていくと,たまたま80点の分野が多く出題された時に勝つチャンスが出てきます。

実力が少し劣っている受験生は,入試直前期にはいわゆるヤマを張って勉強し,うまくいけば高得点を取るという戦術がよいのです。

まんべんなくどの科目も高得点取れるのが理想ですが,意外に合格する人って,突出して得意な科目を持っている人が多いのです。

どの科目も合格点に達しない人は,何回受けても合格しません。

苦手科目があっても,それを補って余りある得意科目をつくるという発想は持っていてよいと思います。



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