[2020年2月11日]
いや,もう,ショックですね。
野村克也さんが亡くなったそうです。
このブログでも,いろいろな方が亡くなった時に取り上げたりしますが,野村さんは特別です。
この人がいなかったら,今の自分がいないくらい影響を受けた人なのです。
ちょうど野球がわかりはじめた頃,選手兼監督をやっている人がいたのです。
それが野村克也さん。
よほど実力があって賢いんだなあと思いました。
今でこそ40歳近くでも活躍する選手が増えましたが,当時,年齢が40歳にもなると体力的にも衰えるから選手としては無理だと思われていました。
ところが,キャッチャーで選手を続け,しかも4番を打って監督だなんて・・・
単純にスゴイと思っていました。
実際,父親に大阪球場に連れて行ってもらいました。
試合前の練習を見てびっくり。
40歳でもちゃんと,セカンドまで矢のような送球をしていました。
もっと若い頃と比べたら衰えてはいたのでしょうけどね。
その試合,忘れもしません。
試合時間が1時間54分くらいでした。
得点は2−1で南海が勝ちました。
しかも,野村さんのタイムリーヒットで勝ったのです。
スゴイなあと思いました。
その後,ロッテ,西武と渡って,45歳まで現役を続けられました。
ずっと応援していました。
引退後,その野村さんが本を出しました。
「敵は我に在り」
これは,昔ブログに書いたと思いますが,野球のいろいろな蘊蓄が詰まっていて衝撃的でした。
野球だけでなく,他のいろいろなところで役に立つモノの見方,考え方が満載でした。
この本が人生に与えてくれた影響が非常に大きいのです。
だから,人生の恩人と言っても過言ではありません。
本当にありがとうございました。
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