[2020年2月27日]
昨日は,第一志望の早稲田大学に合格した生徒が帰阪してあいさつに来てくれました。
この生徒も中学の時からずっと通い続けてくれていました。
だからこそ,この塾の最も良いところをちゃんとわかってくれていたようです。
アンケートを書いてもらったところ,
「ほったらかしにしてしまいがちな基本的な内容もやらせてもらえる」
ということです。
そうなのです。
だいたい,難関大学を志望する生徒に限って難しい問題ばかりやろうとします。
教える方の塾も,難関大向けのものをやらそうとしがちです。
その方が,なんとなくレベルが上がった気がするのです。
しかし,実際に合否で差がつくのはそんなところではなく,もっと基本的なところがしっかりしているかどうか。
そういうわけで,ウチの塾では難関大を目指す生徒にも,びっくりするくらい基礎的な内容を演習させています。
高3の夏くらいでも,古文の助動詞の活用をちゃんと確認させていますし,漢字のドリルなどもかなりやります。
そういうベースがしっかりしていないと,それこそ難関大の問題に手も足も出ないのです。
これは高校受験も同じ。
上位の生徒にも,最後まで基礎的な内容を多くやってもらいます。
どこかの塾は優秀な生徒ばかり集めて,異常に難しい問題を解かせて生徒も保護者も鍛えてもらっている感触を得て大満足です。
でも,それで合格するわけではないということを知って欲しいものです。
本質をすっ飛ばしていては,大学入試で躓くことになってしまいます。
この生徒は中学のときから基礎基本をコツコツやることでちゃんとした学力がつく経験を積んできました。
それで高校でもコンスタントに教材に取り組んだ結果,みごと世界一すばらしい(と自称している)大学に合格できました。
ウチの塾の提供している内容を最もうまく利用してくれた典型例として紹介しておきます。
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