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尾崎塾
富田教室

[2020年3月16日]

糸静線

昨日のクイズ,わかりましたか?

img2

わかるわけない?

そうですか・・・

ここに写っている湖は諏訪湖です。

答は諏訪湖?

ではなく,いや,そうですけど,ココはすごい場所なんです。

日本を東と西に分断する大地溝帯がありまして,それをフォッサマグナといいます。

その西端を形成している断層帯を糸魚川―静岡構造線(略して糸静線)といいます。

諏訪湖はその糸静線が分岐して盆地ができている場所なのです。

そこに水が溜まって諏訪湖になっています。

湖の端は当然活断層になっていて,それが写っているとお考えください。

どうして盆地になったかは,非常に複雑な地質構造が関係していそうです。

なんと,もう一つ日本を代表する地質構造線である中央構造線がこの諏訪湖あたりで糸静線によってずらされているのです。

おそらく,第一級の活断層地帯が交差するこの諏訪盆地は次にまたいつ動いてもおかしくない場所です。


詳しく知りたい人は大鹿村中央構造線博物館のページをご覧ください。
img1 大鹿村中央構造線博物館



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