[2020年4月13日]
ウチの塾は現代文専門塾ですから(いつから?),もちろん色々な教材を知っています。
世に出ている現代文の教材で,生徒にさせたことがない教材があれば,それはきっと新刊書だと思います。
それで,どの教材をさせるかですが,実はどれもたいして変わらない。
なぜなら,どれをやっても,なんとなく力はつくのです。
ですが,ほとんどのウチの塾生は,現代文の授業を受けてくれます。
すると,あら不思議。
どれをやっても,メキメキと力がつきます。
結局,どの問題集や参考書も,解き方を書いてあるのですが,そもそも解説を読む力がないと意味がない。
ほとんどの書籍はそのパラドックスから脱出できないのです。
ところが,ライブ授業であるやり方を説明すると,ほぼ皆さんできるようになります。
そして,そのやり方で解いていけば,どの書籍の問題でも解けるようになります。
そんなイメージです。
ただ,ウチの塾でやらせている方法にも,もちろん一定の語彙力が必要です。
そのためには,あらかじめ多読して,多くの日本語を「見たことがある」という状態にしなくてはいけません。
だから,解けなくていいから,多くの問題を解く(読む)ことが基礎工事になります。
さらに,多く市販されている語彙増強教材も使うと効率がよいでしょう。
この長期休業中には,多くの日本語を読み,語彙力を増やすことを主眼にするとよいと思います。
ちなみに,日本語を読むのはちゃんとした書籍が望ましいですが,雑誌やマンガでもよいと思います。
知らない言葉が出てきたら,マメに辞書や用語集を調べる習慣が大切です。
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