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尾崎塾
富田教室

[2020年5月13日]

化学の基本

今日,化学の授業を受けた人に言いましたが,とにかく理科でイマイチ成績がよくない人は「用語」をしっかりと勉強しなおしてください。

たとえば「モル」わかってますか?

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そうそう,

マモルが笛2回吹いたら火山島から来てくれるんやなー・・・って,

いや,そのモルではなく,物質量の「モル」の定義を知っていましたか?

授業では,さらっと「6.02214076かける10の23乗個」だと言いましたが,そこに興味を持った人はいますか?

実は,去年の5月まではこの定義ではなかったのですよ。

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キログラムの定義も変わりましたし,時代とともに定義は変化していきます。

でも,そもそもどういう意図でそうしたかをしっかりとわかっておくことも重要です。

そもそもです。

今日も,周期表覚えるように指示しましたが,その1番目の水素。

これを基準にしたいと思うじゃないですか。

そもそも,それが第一歩なのです。

だから,細かいこと言わなければ水素の原子量は1なのです。

そもそも,水1リットルの質量が1kgなのです。


あとは,計算力ですね。

今日は,濃度計算の間違えないやり方を伝授しました。

練習しないと身につかないので,覚えているうちにテキストの後ろにつけた問題を使ってそのやりかたで解いてみてください。

あとで気づきましたが,テキストの例題を解くのを忘れていました。

明日,解答を配布します。


とにかく,化学は覚えていないと話にならないことがたくさんあります。

ですが,単なる暗記科目というイメージではありません。

周期表を覚えるのもそうです。

野球の監督が選手の特徴や背番号を覚えていないはずがないでしょう?

選手の特徴を把握して,その特徴を生かすように起用します。

あいつがケガしたら,こいつを代役にできるとか考えます。

化学も同じで,ナトリウムが使えないならカリウムでも代用できるとかがわかっていないとダメなのです。

そういう感覚で化学に取り組むことが最低限必要な基本だと心得てください。




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