尾崎塾
富田教室

[2020年5月17日]

当たり前ではない

この写真，わかりますか？


何を写したのでしょう？

野球場ですね。

楽天VSオリックスというのもわかるでしょうか？

でも，気づく人は気づくと思います。

スコアボードの上の旗が，ポールのてっぺんまで上がっていません。

そう，これは2011年の５月に行われた東北での試合です。

多くの方が亡くなったので，半旗になっているんですね。


この年も，プロ野球の開催が危ぶまれました。

しかし，逆に野球の底力を見せてくれましたね。

思えば１９９５年のガンバロウ神戸もそうでした。


私などは，年間に何度も実際に球場に行って野球を楽しんでいます。

そして，毎試合，試合の前に君が代斉唱の時間があるのです。

その度に，毎回毎回，プロ野球がこうやって行われて，それを見ることができるのは奇跡的に幸せなことなのだと，しみじみ感じています。

そういう日常は決して当たり前のモノではないのです。

残念ながら，今年はこんな年になってしまいました。

ですが，去年までが奇跡的に幸せだったのだと言えなくもありません。

また以前のようにプロ野球が観戦できることを願うばかりです。





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