[2020年6月6日]
ウチの塾は,基本は演習をひたすらやって学力をつける。
ですが,たまに講義形式の授業を受けることができる。
平常の授業でピックアップして受けさせる場合もあるし,土曜などに別枠で受講してもらうパターンもある。
あるいは,季節講習の中でやる場合もある。
せっかくウチの塾に来てくれているので,学校や他の塾では聞けないような内容も入れているつもり。
昨日の物理の講義では,答のチェックの仕方を話した。
せっかく答を出しても,間違っているかどうかチェックしないとダメ。
よくやる方法は,同じ計算をていねいにもう一度やってみるというもの。
これ,やめたほうがいい。
同じ間違いをやりがちなのだ。
だから,答のチェックには全く別系統のやり方がよい。
それで,物理では次元のチェックという方法がある。
式の左辺と右辺の次元は必ず等しい。
逆に等しくないと,その式は間違っているのだ。
昨日は解答の式を見ながら,単位と次元をどのようにチェックするか具体的に説明してみた。
このように,単位に着目して検算する習慣がつくと,間違いがなくなっていく。
化学では,濃度の計算を苦手にしている人が多いが,これもウチの塾では独自の方法で間違わないやり方を教えている。
理科では単位にしっかりと注目して立式する習慣がつくと,どんどん正答率が上がっていく。
それくらい単位の考察は重要なのだ。
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