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尾崎塾
富田教室

[2020年6月8日]

頭を使う競技

藤井聡太七段が8日、17歳10カ月20日のタイトル戦史上最年少挑戦記録を白星で飾った。

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将棋は頭でするスポーツみたいなもので,年齢差は関係ありません。

さすがに10歳では若すぎますし,80歳だと衰えてくるでしょうが,一般には20歳でも50歳でも対等に戦えるのではないでしょうか。

先手と後手という差がどうしても生じますが,持ち駒も時間も平等です。

あとは,時間内にその駒をどう動かすかの頭の勝負。

史上最年少のタイトル奪取なるか楽しみですね。


さて,これとて,実は数学や理科の問題を解くのと同じだという気もします。

だって,条件や定理,法則は平等に与えられているわけです。

あとはその持ち駒をどこでどう適用するかの勝負です。

だから,理数系の人はゲーム感覚で問題を解いて頭脳競技を楽しんでいるのです。

一方,その楽しみ方もわからずに燻っている人は,そもそも駒の動かし方すら覚えていなかったりして・・・

ゲームもスポーツも一定のルール,約束事の上に成り立っています。

学校の勉強も同じで,基本のルールを頭に入れておかないと,せっかく面白い部分があるのにそこに到達できないのです。

おそらく,その最も基本的なルールは中学校1年生や2年生で学ぶ内容に多く含まれています。

今からでも遅くないので,一度そこまでもどって復習してみるのも大切です。




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