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尾崎塾
富田教室

[2010年7月20日]

たとえ話

生徒によくたとえ話をする。

今朝,生徒にした話。


幼稚園の子どもがお母さんが掃除しているのを見て手伝いたいと言った。

お母さんはきれいな布をわたして,窓をふくようにたのんだ。

子どもは喜んで窓をふいた。

きれいになった。

お母さんがよろこんでくれた。

以来,その子どもは掃除のたびに窓をふくようになった。

いつもほめてもらえた。


月日が経った・・・


その子が大人になった。

飲食店でバイトをすることになった。

店長に「店をきれいにしておけ」と言われた。

窓がきれいになればほめられる。

窓がきれいになった。

床にゴミが落ちていた。机の上にほこりが積もっていた。

店長に怒られた。

そこにゴミがあるじゃないか!

そのゴミを拾った。

また怒られた。

ここにもゴミがあるじゃないか!

また怒られた。

この机にほこりが積もってる。ふかないとだめだろ!!

その机をふいた。

また怒られた。

こっちの机もほこりが積もってるだろ!!!

その机もふいた。

また怒られた。

全部の机をきれいにしないとだめだ!!!!
っていうか,店をきれいにしてくれ〜
いちいち全部言わないとあかんの????


・・・というバイトの仕事みたいな答案やな,これは。


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