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尾崎塾
富田教室

[2020年7月12日]

高校1年生が最も重要

共通テストをどの日程で受けるかなんてのは,実はどっちでもいいことで,重要なのは受けるか受けないか。

関関同立が第一志望の人は共通テストを受けるべきではないというのは,過去ブログを読んでください。
センター試験より,なおさら共通テストを受ける意味はありません。

関関同立考2

センター試験を解いたことがあるのか?


さて,大学入試で重要なのはどの大学,どの学部に行くかですね。

なぜなら,それが将来の職業に直結するからです。

直結しない人もいますが,直結する場合が多いわけで,だから大学入試をみんな必死で頑張るのです。

その職業選択にかかわる文理選択は,ほとんどの場合高校1年生の秋〜冬に決めないといけません。

ということは,この夏が終わるとすぐですよ。

文理選択というのは,将来の職業に直結するのです。

健全なのは,すでになりたい職業が決まっていて,そこから逆算すると文系とか理系と自動的に決まる場合。

弁護士になりたい→法学部→文系
医者になりたい→医学部→理系

みたいに,ほとんどそれしか選択の余地がありません。

ところが,多くの高校1年生は,まだなりたい仕事が決まっていません。

すると,得意科目や不得意科目から文系や理系を選んでしまいがちです。

得意科目で選ぶのはまだマシで,不得意科目で選ぶと最悪です。

国語が苦手→理系
数学が苦手→文系

などという高校1年生が毎年50万人ぐらい発生するのです。

私立大志望ならまだしも,国公立大志望で上記のような決め方をすると非常に苦戦します。
(ってか,合格できません)

苦手科目を基準に文理を決めた人は,その時点で私立大に絞るというのと同じことだと言えるのです。

できるだけ,得意科目,あるいは自分の得意な事柄を基準に将来の職業や文理選択をしてください。


おそらく,いいかげんな文理選択からの大学進学が多いせいで,会社に入っても転職する人が激増しています。

よくわからんけど,大学に入る→よくわからんけど,皆と同じように就活→よくわからん会社からしか内定もらえない→その会社に入る

それで,転職サイトが大儲けするという図式。

転職サイトを見たら笑ってしまいますよ。

img1
1毎日定時に帰れる仕事がしたい
2尊敬できる上司の下で働きたい
3手当や福利厚生が充実している会社で働きたい
4転勤のない仕事がしたい


どうです?このような内容にしか魅力を感じない状態になって退職→職探しというのは,かわいそうな人たちです。

そうならないためには?

高校1年生の夏に,しっかりと自分の将来を考えることです。

ここで進路を間違えると,かなり遠回りの人生となります。


ヒントになるのは次のことです。

職業は「好き」なことよりも「できる」ことを選ぶこと。

いくら好きでも,できないと迷惑をかけるし,できないやつに給料を払う会社はない。

嫌いでもできるのならそれは仕事として成立する。

どこかの塾長は早起きが嫌いだが,できてしまうので早朝授業を続けています。




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