[2020年7月13日]
大学進学の文理選択は,できれば職業選択から。
そうでなければ,何か自分のできることから考えるように書きました。
根本にあるのは,自分の得意なことをベースにして,世の中の役に立つというのが大切だということ。
だから,定時に帰れるとか,自分のことを中心に転職先を検索する時点で,人生終わってるかわいそうな人といえるのです。
さて,それを踏まえて,国公立大と私立大のどちらへ行こうとするか。
多くの人が国公立大に行きたいと考えます。
ところが,その人たちは大きく2つに分類できるのです。
合格しない人と,合格するかもしれない人に分かれますよ。
それを分けるのは志望理由だと認識してください。
合格しない人に多いのは,国公立大の方が学費が安いからという理由。
特に医学部などでは1000万単位で安くなります。
これって,自分の家が助かるというだけの理由ですね。
そういう理由で国公立大を志望する人に合格通知は来るのでしょうか?
他には,国公立大に行くと世間体が良いという理由。
本人も気分がいいですが,何といっても親の気分が最高。
「ウチの子,国公立ザマス」
そういう理由の人が合格したりするのでしょうか?
一方で,合格するかもしれないのは学力が高いという理由で国公立大にする人たち。
学力が高いので,その高い能力を活かして将来世の中の国民市民に大きく貢献する可能性が高いのです。
だから,税金を投入してでも安く勉強してもらえるのが国公立大。
つまり,国公立大に合格する人は,学力という能力があるから,税金を使っても国民が納得するような人なのです。
つまり,合格する必要条件は高い学力があること。
さらに,医学部や難関大になれば運や熱意なども必要になります。
国公立大を志望する人は,もう一度自分を問い直してください。
自分は税金を多く投入してもらえるような学力をつける覚悟があるのかどうか。
それに見合う学力のない人がいくら国公立大を志望しても,合格通知は来ないのです。
よくお考えください。
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