[2020年8月12日]
蛍雪時代で竹岡先生がいいことをおっしゃっている。
まずは「時間無制限なら合格できるレベル」をめざせというのだ。
そりゃそうですよね。
時間があってもできない奴が,時間制限されてできるはずがない。
特に過去問演習で,はじめから時間制限を守ってやる必要はないというのだ。
入試直前でなければ,時間内に解く力はまだついていないのが普通だ。
だから,まずは時間オーバーでもよいから合格答案を書ける力をつけて,最終的に時間内に合格点を取るように演習せよという話。
竹岡先生は英語だが,これはどの教科にもあてはまる。
特に,数学や理科では計算に時間がかかってしまって時間オーバーというのはよくありそうな話。
だからといって,焦って急いで計算すると,間違う可能性も高くなる。
自分が間違わずにできる範囲で,最大限急ぐということをしなければならない。
教科によらず,時間ばかりに気をとられて中身に不備があってもだめだし,完璧な内容で進めていても時間切れなら点数にならない。
どうしたらいいのだ?
やはり,その時に優先順位を考えてやるしかないだろう。
入試ってのは,優先順位を的確に決めて仕事のできる人を選ぶということかもしれない。
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