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尾崎塾
富田教室

[2020年8月19日]

民主的ではない国家

国民民主党が立憲民主党と合流するという,どーでもいいニュース。

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両党ともに「民主」という言葉がついています。

どうやら多くの人は「民主」ということに好感を持っているからでしょう。

しかし,自民党も自由「民主」党ですから,結局「民主」と言ったところで,どの政党も同じになります。

それより,何より,みなさんそろそろお気づきでしょうか。

この日本という国は,全く民主国家ではありません。

民主的に政策が決まっていないことが明らかです。

今回,多くの人を苦しめている意味不明の政策は誰が決めたのでしょうか?

民主的に選挙で選ばれた国会議員が話し合って決めましたか?

そうではないです。

どこの誰かが勝手に決めた,自称「専門家」の人が集まって決めた話を,総理が「専門家がこう言ってるから」というだけの理由で政策を決めていきました。

その専門家をどう選ぶかが,まったく民主的ではないのです。

勝手に誰かが,利益を誘導できる人を選んで決めたのです。

そして,営利団体である放送局が不安を煽るのも手伝って,とんでもない世の中になってしまっています。


あげく,大阪の知事などは非科学的な内容を鵜呑みにして記者会見をして,うがい薬の販売に貢献しました。

専門家の意見を聞くのはいいですが,科学的な研究と呼べない稚拙な人の意見を政治に反映してしまう有様です。


有識者とか専門家は,選挙で国民が選んだわけでもないのです。

その人たちが,政治に非科学的なアドバイスをして,頭の悪い政治家がそれをそのまま鵜呑みにして政策にしてしまう。

どこに民主的な手続きが入っているのでしょうか?


いいかげんに,みなさん気づきましょう。

ちゃんとサイエンスを学んだ人が政治を運営するように,根本的に国家のしくみを造り変える必要があると思います。

政党政治も全く機能していません。

選挙が国の重要な政策に全く無力なことがわかったのですから。


たとえば,昨年の夏と同じように過ごして,ほとんど何も昨年の夏と変わらないですよ。

むしろ,よほど不潔にしていた人は今年から減るでしょうから,例年よりも疫病は減るはずです。

それで何か不都合がありますか?



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