[2020年9月4日]
台風10号が,非常に強い勢力となりそうだということです。
で,気象庁は,台風等による特別警報というのを出すかもしれないという発表をしました。
要するに,伊勢湾台風みたいになるかもしれないので気を付けましょうと言う話。
ですが,この特別警報というのができてから,災害が減っているのでしょうか?
特別警報でも逃げない人が逃げ遅れて死ぬので,もっとすごい超特別警報とかをつくるのでしょうか。
こんなのキリないです。
そして,自治体の出す避難指示,避難勧告と警報や情報がどのようにリンクするかも一般の人にはよくわからないでしょう。
というか,市町村長がよくわかっていないはずです。
で,ごちゃごちゃになってきたから,来年から避難指示と避難勧告を一緒にするとか。
それより,警戒情報とか危険情報という名称も全くダメだと思います。
情報って聞いて逃げようとする人はいません。
ネーミングのセンスがなさすぎで気絶しそうです。
もうやめませんか?
非難するとかしないの基準をつくるのは気象庁がやる仕事ではないですよ。
気象庁は観測して,コンピュータが予想したデータのみ提供すればいいのです。
風速や雨量がどれくらいになりそうかのデータだけ提供してください。
それが危険かどうかは各自治体が判断して,避難について地元の住民に的確に伝える。
それが最もよいのです。
そして,各自治体には必ず複数の気象予報士を配置し,市町村長に的確にアドバイスする。
そういうしくみをつくっていくべきです。
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