尾崎塾
富田教室

[2020年9月29日]

最低な賃金

菅内閣でもアベノミクスを継続するみたいな話で，最低賃金を引き上げる方向で進めたいようだ。


とにかく「経済成長」が合言葉で，それを実現することが目的になってしまっている。

いろいろなところで書かれているように，企業が労働者に払う賃金が高くなれば，労働者を解雇して頭数を減らさないといけない。

こんな簡単なことがなぜわからないの？

失業者が増えて，それは国民全体の幸せの増加になるの？

そもそも，働く人と雇う会社の関係で賃金は自由に決めてよいはず。

勝手に最低額を決めてはいけないのだ。

そんなことをすれば，ちゃんと働かなくても多い給料をもらえてしまう。

以前から指摘しているように，時間給でそれを規定することもナンセンス。

教師などは，２４時間ずっと教師なのであって，９時から５時まで教師をやっているわけではないのだから。

とにかく，いろいろな方面で，全くおかしな規則ができあがっているこの世の中。

まともな考えをすればするほど，生きにくいことになっている。




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