[2020年10月19日]
小学校の先生と言えば,どの科目も全部ひとりで教えるのが通例だった。
一部,音楽や理科で専門の担当教員がやるということがあるようだが,基本は全科目をやっていたのだ。
ところが,ひとりで多くの科目をやると手が回らないという話になってきている。
特に,新課程で英語やプログラミングといった内容が入ってきて,もうイッパイイッパイだというのだ。
しかし,すべて小学校教員は大学卒のはず。
特に,小学校の教員免許は,カンタンには取れない。
どの科目でもちゃんと指導できるように大学で教育を受けたはずなのだ。
なのに,やることが多くてできませんは通用しないだろう。
原因は,おそらくは「教員の能力・質が低い」ことに尽きるのでは?
何かを準備するのに,時間が足りないというのは,能力が低いのだ。
思うに,今までたいていの小学校教員は国立の教育大卒だった。
ところが,昨今は,私立大卒の小学校教員が増えているのではないか?
相変わらずのひどい表現で恐縮だが,聞いたことないような私立のポンコツ大学卒の教員ってどーよってイメージ。
いくら,人間的にすばらしくても,能力が足りないのは教員として失格なのだ。
国立大に入るには,5教科必要なのに対し,私立大は3教科で入れてしまう。
この時点で,多くのことをやるにはイッパイイッパイの人だと確定しているわけ。
少なくとも小学校教員だけは,5科目を入試で問われる国立大卒に限定してもらいたい。
つまるところ,有能な人材が集まらなくなっているのが,いまの学校の根本的な問題なのだ。
もっと,有能な人の給与を高くし,無能教員はそれなりにするなどしないと,どんどんおかしな教育になっていくと,誰でもわかりそうなものだが・・・
にほんブログ村
にほんブログ村