[2020年10月25日]
日曜日に物理と化学の入試問題演習をやっています。
他の演習と違うのは,最新の2020年度入試問題をそのままの制限時間で解いてもらう点。
一般的には,問題集の1つの問題を解いて解説などでしょうが,実際の制限時間内に解き切る練習。
いろいろな分野の問題が3〜4問出題されるので,うまく時間配分して最も多く得点する練習をします。
答案を提出してもらい,こちらで添削,採点します。
それを返却して各設問の解説を受けるという流れです。
受講者全員の,設問ごとの正答率をチェックして,生徒がどの設問ができないか見ます。
それを踏まえての講義になるので,一般的な解説よりも有益だと思います。
皆できている問題の解説より,理解不足の点に時間をかけられますから。
今回も,全員が不正解の問題を指摘して,大いに反省してもらいました。
この正答率チェックは,最終的に各自の得意分野や不得意分野の把握にもつながります。
それを踏まえて,今後の平常授業や冬期講習の内容にフィードバックできるので,さらに有効に活用されます。
こんなにお得な授業は,他の予備校やどんな個人塾でもできないはずです。
もちろん,電子黒板を使っての授業ですから,カラーで色の変化を見せたいような場面でも大丈夫。
さらに,今回は反応速度の計算で,かなり細かい内容まで解説しましたが,エクセルの表をそのまま表示できるので,いちいち板書してやるよりはるかに効率よく理解できたと思います。
内容的にも,より実戦的な話になります。
この計算,試験中ならエクセルが使えないのだから「決め打ち」するしかないねーなどという話になるのです。
ここまでしっかりと,1つの入試問題セットをやっていくと,実際に入試問題を解くときにあわてなくてすみます。
浪人生と現役生の差は,実はそこだったりします。
実際に本番を経験したかどうか。
この日曜演習は,本番のつもりで取り組めば,浪人生の持っているアドバンテージと同じ力もつく可能性があります。
繰り返しますが,こんなにすばらしい授業をやっている塾は他にないだろうと思っていつもやっています。
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