[2020年11月3日]
ウチのような形態の塾はあまりない。
それで,新規入塾の方にどんな塾かを説明するのにいつも困っている。
これは,ウチの塾の教材棚。(ほんの一部です)
基本的なコンセプトは,演習を中心にして学力をつけてもらうので,教材選定が命綱なのだ。
生徒は,塾に来て,出された教材を順に解いて帰る,
その繰り返し。
こちらは,その演習内容をずーっと見ていて,次に何が必要か考えて与えていく。
この方式の塾がどうして他にないかというと,教材についての知識が半端なく必要だから。
おそらく,学校の教師でも,自分の担当科目の教材の知識すら怪しい人が多い。
それを,こちとらは,全科目についてある程度掌握している(つもり)なのだ。
たいていの塾さんは,各科目に松・竹・梅程度に分けられた教材があって,学力に応じて使い分けているだろう。
しかも,その学力の把握と教材の把握がちゃんとできているはずもなく,松レベルの生徒に竹や梅が使われることも多いと思われる。
おそらく,教育業界に入って10年未満の人間には目利きはほぼ不可能で,10年以上経験しても,わからない人にはわからない。
そういう類のモノを提供している(つもり)。
ちょうど,一流のバーのマスターがあらゆるボトルに精通しており,客の要望に沿う酒を提供するのに似ている。
(お酒のこと全くわからんけど・・・)
棚には,何百種類ものボトルが並んでいて,その中からベストな酒を選んで差し上げるわけだ。
中には,そのバーでしか飲めないような希少なものもあるだろう。
そういうのが出て来るのは,常連さんに限られるが。
ウチの塾もそんなイメージ。
もちろん市販の教材も使うが,その生徒に合ったモノをチョイスするという時点で値打ちが全く違うものになる。
塾専用の教材は,それなりによくできたモノが多く,それだけでも塾に来る値打ちがあったりもする。
さらに,ウチの塾では,他では手に入らないようなヒミツの教材も出て来ることがある。
ありとあらゆるモノの中から最適なモノをご提供するというコンセプトで営業するという点で,オーセンティックなバーみたいだと言ってもらえると嬉しいかも。
(お酒,あまり飲めないし,例えが正しいかもわからんけど・・・)
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