[2020年11月11日]
えらいことになってます。
かねてから指摘しているように,大阪府の教育政策は腐っています。
今回は,大阪府全体で2000人も定員が減ります。
ウチの塾近辺の府立高校も募集人員を大きく減らされています。
例年,募集の数を増やしたり減らしたり,そういうのが非常に迷惑だったのですが,今年は特に異常ですね。
学力が上から順に,北野高校が40名減らされます。
(北野なんか皆が行きたいのだから,減らすなんてありえない!)
すると,茨木高校は減らないのですが,当然玉突きで下の春日丘や千里高校が厳しくなります。
もともと春日丘は大人気なのに,定員が320のままで増やしてもらえません。
おのずと三島,山田,高槻北も厳しくなりがちです。
それだけ府民のニーズがあるにもかかわらず,定員を減らすなんて意味不明です。
例年だと,このうちどこかの定員が減ったり増えたりするのでしょうが,今年はなんと,三島も山田も高槻北も40名ずつ減らされます。
当然のごとく,定員割れした芥川も40名減ります。
府立高校に行きたい人が多いのですから,定員を増やして,限りなく倍率を1.0倍に近づけるのが住民サービスを重視した政策です。
なのに,逆に入りにくくなっています。
その分,私立高校に行く生徒が増えるわけで,私立高校を存続させるために,多くの生徒=府民が犠牲になるのです。
私立高校など,民間企業なのですから,本来は公立高校と対等に勝負すればいいのです。
公立と私立の間で定員配分という談合をするのはどう考えても違法ではないでしょうか。
もっと,府民は教育行政のおかしい点に気づかないとダメです。
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