[2020年12月14日]
決まっていなかった柔道の男子66kg級,五輪代表に阿部一二三さんが内定しました。
なんと,放送予定時間を大幅に超える24分間の死闘でした。
通常は4分の試合ですが,延長戦が20分もあったのです。
おそらく,両者ともに延長になることは想定していたでしょう。
過去に何度もそうなっていますし,力が拮抗しているからこそ,こうやって最後に決定戦となっているわけですから。
しかし,24分という長時間の想定をしていたかどうか。
ひょっとすると負けた丸山選手にとっては想定外の長時間だったのかもしれません。
ところが,阿部選手の想定していた延長時間は無限大に設定されていたのだと思います。
何分でも,何時間でも戦い続ける気迫と,早く決着をつけたいと思う選手との差が出たのかもしれませんね。
このブログでいつもスポーツの話題を取り上げるのは,勉強にも同じことがいえると思うからです。
どこかの学校の入学試験に合格したいとします。
すると,誰かよりも上位にいかないといけません。
ただ,試合も試験も同じで,相手がいますから,相手が自分より上回ったら負けるのです。
今回,阿部選手は丸山選手に3連敗した時期がありました。
しかし,彼は全くあきらめていませんでした。
必ず最後は自分が上を行くと信じて決定戦を迎えたのです。
たとえると,模試で3回連続で判定がよろしくない人みたいな?
DとかE判定が出てあきらめたり弱気になる人は,そもそも合格することはありません。
合格する人は,必ず最後まであきらめずに学力を伸ばし続ける努力をしています。
この秋に推薦入試を受けて不合格になった人もいるでしょう。
それで志望校をあきらめるのでしょうか?
今からまだまだ何日も時間があります。
ちゃんと毎日しっかり勉強して学力をつければよいだけです。
それでも,1月に試験を受けて不合格。
2月上旬に受けても不合格。
2月中旬の試験も不合格。
こうなると,さすがにメンタルが保てないですか?
さきほどの阿部選手の話を思い出してください。
延長戦の時間設定は無限大にしておくのです。
すると,2月中旬までしか気持ちがキープできない人が何万人も脱落していきます。
意外に3月入試で合格するのはカンタンなのです。
最後まであきらめずに努力をし続けるだけでよいのです。
合格できない人は,必ず途中であきらめます,妥協します,言い訳をさがします。
そういうことを,ぜひスポーツ選手の戦いから学んでください。
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