[2020年12月28日]
以前のブログで,面接試験で合否を分けるポイントの話を書きました。
面接試験で合否を分けるポイントとは
それで,そのアドバイスをした生徒が今日,合格通知をゲットしました。
あのアドバイスがなければ,ほぼ確実に落ちていたでしょうね。
ま,それだけでもウチの塾に来た甲斐があったというものです。
ただ,そのこと以上に,もっと大切なことがあると思うのです。
それは,試験を受けたらその試験が「必ず不合格だ」と心の底から思って,次の試験に向けた勉強をはじめること。
多くの生徒は,受けた試験の合格発表の日までソワソワするのです。
合格してるかもしれませんからね。
だいたい,入試日から合格発表日まで10日以上あるのが普通です。
その10日の間,ほとんど勉強をしないか,しても上の空。
ひたすら合格していることを祈る日々を過ごします。
すると,合格通知は来ないのです。
さあ大変。
合格するつもりだったのに・・・
あわてて勉強再開です。
しかし,はかどりません。
だって,落ちたことがショックですからね。
へたすると1週間,2週間ひきずって,なかなか受験勉強に実が入らないのです。
そういう生徒は,その次の入試でも結果が出ません。
一方,ウチの塾で提唱している考え方だと,推薦入試が不合格でも何も不都合がありません。
最初から不合格だと信じているのですから,不合格の通知をもらったとしても想定済み。
すでに,次の試験にむけて必死で勉強をやっている最中に予定どおり不合格になっただけです。
だから,次に受ける試験に合格できる可能性が高くなっているのです。
今日,合格通知をもらった生徒はまさにそうでした。
だって,冬期講習に9万円も払って,しっかりと共通テストにむけて猛勉強している真っ最中だったのです。
そういう生徒に,思いがけず合格通知が来るのです。
これ,今から私立大学を受ける人も同じですよ。
不合格の通知をもらって落ち込むようなことでは,全く受験の結果は期待できません。
もう一度書きますね。
受けた試験は「必ず不合格になる」と思って,次の試験に向けて猛勉強をはじめる。
これができない人には良い結果は来ません。
逆に,本当にそう思って猛勉強している人にだけ合格通知が来るのだと心得てください。
大学入試は3月までずーーーっと続くのです。
早く楽になりたいと思う,その気持ちが最も危険な敵なのですよ。
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