[2021年3月19日]
今春に大学生になる双子の塾生があいさつに来てくれた。
同じ高校に通っていたが,別の大学にそれぞれ進学が決まった。
双子であっても,対照的な高校3年生の生活を送った。
一方は指定校推薦で早くに進学先決定。
もう一人は3月入試まで頑張った。
この期間の過ごし方の違いは,進学先の違い以上に後々の人生に影響してくるのではないか。
双子といえども,全く別の人間なのだから,大学進学を機に,自分個別の適正を見つけてさらにその先を進んでいってもらいたい。
まずは,大学進学まで育ててくれた親御さんに感謝すること。
大学では自分の得意なことを磨き,それが生かせるような仕事を見つけること。
そうした仕事をして,多くの人に喜んでもらうこと。
すると,親御さんへの恩返しにもなるということ。
そんな話をさせてもらった。
とくに,最初の点。
健康で高卒まで育ててもらって,そこに感謝しないといけない。
3.11の例を出さなくとも,災害や疾病で大学進学もままならない人がたくさんいる。
さらに,それどころではない国に生まれた子たちは,進学とか就職という言葉さえ意識に登らない。
そういうことも心の片隅にでも置いて,平和な日本で自分に合った生き方をしてもらいたいと考えている。
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