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尾崎塾
富田教室

[2021年3月22日]

東大・京大

この時期の風物詩?

サンデー毎日の東大・京大の高校別合格者数記事。

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東大の1位は開成,京大は北野高校ですね。

まあ,だいたい上位の高校の顔ぶれは同じなのですが,年によって若干の順位変動があります。

原因は2つあって,1つは運を含め,自然に起こりうる変動。

もう1つは,学年ごとの教師集団の力量によるものです。

わかりやすいのは,私立高校で3年ごとに多くの合格者を出している場合。

おそらく,その教師集団の力量が大きな要因でしょう。


かつて私が某私立高校に勤務していた時も3年生を卒業させた教員の多くが次年度の高校1年生を担当するのが普通でした。


その高校では京大にはめったに合格者が出ないのです。

ところが,1つのクラスから2名の合格が出たことが2回だけあります。

その2回とも,私が担任をしていたというのが本当の話。

たまたま私の担任する時にだけ非常によくできる生徒が2名以上入って来たのですね?


それはさておき,多くの合格者を出す高校を東大と京大で見比べると大きな違いがあります。

東大のベスト10には,開成・灘・麻布といった私立高校が多く,10校中に公立が2校しかありません。
ベスト20でも4校しか公立高校がありません。
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一方,京大のベスト10には北野・天王寺・膳所・堀川の4校が入り,ベスト20だと20校中11校が公立高校なのです。
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今年は茨木高校も人数を伸ばしたようです。
(先ほどの2つの要因とは別に,昨年は体育祭がなかったことが合格者を増やしたという説があります)


いずれにしても,関西では公立志向が顕著ということで,ウチの塾でも中学生の多くが公立高校への進学を希望します。




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