[2021年5月6日]
先日,現代文の指導法セミナーを開催したが,各地から集まってくださった方々は,もちろん教育業界のプロフェッショナル。
たくさんの方がご感想を送ってくださった。
どの方も,たいへん参考になる部分があったとの評価をいただいたが,実際は,指導法の内容以外に,塾自体も見に来られていたように感じる。
かく言うコチラも,実際に他塾さんを見せていただいたことが何度もあり,そういう時に非常に参考になることが多々ある。
お互い,プロフェッショナルだからこそ,その中に入るとわかることがあるのだ。
と,かんたんにプロフェッショナルと書いたが,はたしてプロフェッショナルとは?
うーん,この番組に出演した時のために,考えておかなくては・・・(無駄?)
ただ,やはり,「高い専門性」という言葉は入れたいなー
そして,大学の恩師の言葉「プロである前にアマであれ」というのも重要。
アマの視点をちゃんと持ち続けている高い専門性を持つ人がプロというイメージだ。
高い専門性というのは,一朝一夕には身につかない。
つまり,大学出たてとか5年や10年では教育のプロなどとは全く言えない。
ただ,教員を長くやっていると,若い頃のような熱い血がなくなっていく人も多い。
アマの心というのはそういうことだ。
ある程度年数を重ねて経験を積み,勉強もして高い専門性を持つ。
そして,若い頃のように児童生徒に対して熱い心で接する。
そんな教育者は,まだまだたくさんおられるはずだ。
今の世の中,そういう教育者が育って行く環境にあるのだろうか?
非常に不安ではある。
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