尾崎塾
富田教室
[2021年5月25日]
ただの風邪やね（無駄な抵抗シリーズ）
普通，風邪ひいたらどうします？
熱が出ても，２〜３日様子を見ます。
発熱して３日目に，どうもおかしいので病院へ行くと，
「Ａ型の風邪です」と診断されます。
たいてい，そのまま治ります。
ですが，グズグズと治らない人もたまにいます。
１０００人で１００人くらいは体調不良が続き，
高齢者，持病のある人を中心に，そのうち１０人くらいは発熱１０日目くらいに重症化します。
毒性も，身体に及ぼす影響もＡ型の風邪と全く同じＣ型の風邪が流行しています。
熱が出ました。
どういうわけか，カンタンに病院に行ってはいけないルールになっています。
３日経っても熱が下がらないので病院に行きたいのにガマンです。
４日目，５日目も，かなり辛く，体力も消耗してますがガマンです。
６日目にやっと病院に行けることになりました。
「Ｃ型の風邪です」と診断されます。
そのまま治る人も多いですが，ガマンして病状が悪化している人も多いです。
１０００人のうち４００人ぐらいがグズグズ体調不良が続き，
高齢者，持病のある人を中心に，そのうち４０人くらいは発熱１０日目くらいに重症化します。
病院の先生はこう言います。
「A型の風邪は病院に来てから重症化まで７日なのに，Ｃ型だと４日くらいで重症化するなあ。」
「A型の風邪は１０００人来て１０人しか重症化しないのに，Ｃ型だと４０人も重症化するなあ。」
というわけで，重症化するまでの日数が速く，重症化する確率も４倍の恐ろしい風邪の出来上がり！
ただの風邪なのにね。
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