[2021年6月24日]
「知の巨人」と言われた立花隆さんが亡くなっていたそうな。
すごいジャーナリストでした。
ウチの塾で現代文の授業を受けた生徒は覚えていますかね?
一度は立花隆さんの文章を読んでいますよ。
テキストを読み返してみて下さい。
それで,うちの書棚にある「脳死」「脳死再論」を引っ張り出してみました。
この本で,脳死がどういうものか,興味深く知ることができました。
読んだことのない人はぜひ読みましょう。
っていうか,世の中の人は,脳死って何なのかわかっているのでしょうか?
たとえば,植物人間の状態の人とどうちがうの?
実は,この質問は,いつも看護や医者志望の生徒に聞いている質問です。
脳死と植物人間の違いがわからないようでは医療関係に進む気がそもそも足りないのではないかと。
残念なことに,ちゃんと答えられた生徒は一人もいません。
医療関係に進もうという生徒でも知らないのだから,普通の生徒,いや大人もみんな脳死が何か知らないのでしょう。
なのに,臓器提供しますとかしませんとか,どうやって判断してらっしゃるのでしょうか?
不思議です。
そういうわけで,よい機会ですから,ぜひ脳死について勉強してみてはどうでしょうか。
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