[2021年7月12日]
大学以外の選択肢もあるのに,あえて大学を選ぶとしたら,どこへ行くか。
これも,なんとなく国公立だと聞こえがいいとか,関関同立だと就職がいいなどというウワサで志望しがちです。
もっと,真剣に考えましょう。
国公立大に行くというのは,それだけ社会に貢献できる可能性を秘めているということなのです。
国民があなたに税金を投じても,それに見合う活躍をしてくれるだろうという予想があるから合格できるのです。
そして,その判断基準は,それなりに高学力であること。
頭悪い奴がちゃんと社会に貢献できるとはなかなか思えないですから。
関関同立などの名前にあこがれて志望するのもどうでしょうか。
各大学とも,それなりに伝統があり,卒生が社会に貢献しているのです。
少なくとも,その先輩方に続くような有能な人材だと合格させてもらえます。
なんとか裏口からでも入れてもらいたいと思いますか?
そう思う時点で,自分の能力を高めて社会貢献しようという気持ちがゼロなので,大学が入れてくれるわけないでしょう。
模試の偏差値がどこまで本当の能力を反映しているかは微妙ですが,大学に行くというのは,勉強して,いろいろな能力を高くして,入試を突破するということです。
そして,入学してからもさらに能力を高めて,実際の社会に出て困らないようにする。
そんな感じで大学入試を考えてください。
ですから,ウチの塾では,できるだけ各自の能力を最大に伸ばして,やっと届くようなところを目指して欲しいと思っています。
ギリギリ届くかもしれません。
届かないかもしれません。
しかし,最大限に伸びていれば,第二志望くらいには合格するでしょう。
とにかく,大学入試をゴールだと考える人は,大学入試に向いていません。
将来,自分は何らかの形で世の中のために働いていることをイメージして,その準備のために大学へ行く。
ここで躓いているようでは,話にならないのです。
いいのですよ,大学に行かなくても。
藤井聡太くんの例を出さなくてもわかるように,すでに能力のある人は,大学に行かない方がよい場合があります。
スポーツ選手もそうですね。
これといった特技のない人は,仕方ないので大学で何かを身に付けるようにしましょう。
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