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尾崎塾
富田教室

[2021年7月26日]

遺伝なのか環境なのか

柔道では兄と妹が同じ日に金メダルの快挙!

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これは,すごいですね。

今まで,兄弟姉妹で,あるいは親子でメダルを取ったのはまあまあいるでしょう。

ところが,今回は同じ日で,しかも金メダル。

なかなかできないことですね。


さて,親子や兄弟姉妹が共にすばらしいアスリートだという例は,まあまあ多いはずです。

どうしてかな?


理由があるはずです。

まず,考えられるのは遺伝。

競走馬を見ても,血統で脚の速さが決まるわけです。

ところが,人間サマは,それなりの環境に置かれると伸びるし,優秀なコーチに出会えると伸ばしてもらえたりするのでは?


これ,教育にも言えそうですね。

いわゆる偏差値が高い人は,親も賢い場合が多い。

つまり,遺伝によって学力が決まってくる例が多いのです。

一方,親がたいしたことなくても,子供が賢い場合も?

トンビがタカを産んだってか?


実際は,トンビがタカを産むはずがないのです。

カエルの子はカエルなのです。
(いや,オタマジャクシだろーというツッコみは無しね)


どうなんでしょうか・・・・

親が運動音痴なのに,子供をオリンピック選手にしようと思いますかね?

思わないから運動をさせない→オリンピック選手にならない

逆に,親が一流選手だったら,子供にオリンピックに行かせたいでしょう。

小さい頃から英才教育→オリンピックに出る


みたいなことが多いとすれば,なんとなく親がアスリートの場合に子も優秀な選手になることが多そうです。


勉強も,親が高学歴なら子も勉強できるように期待されて塾や予備校に行く。

すると,一流大学に進学するとか。


ありそうですね。


そう,ありそうなのです。

でも,実際のところ,ちゃんと調べたらそうでもないという話。


学校関係者も塾の人も,絶対にこんなこと言わないのですが,ウチの塾は本当のことを書きますね。

勉強って,ほぼ遺伝で決まります。

環境も影響はしますが,遺伝に比べたら10分の1程度です。

つまり,いくら塾や学校でしごいてもらっても,その遺伝子では限界があるということです。

逆に,たいして有名でない学校や塾からも,東大や京大に行く生徒がいます。

親から良い遺伝子をもらったので,そういう子はどこで勉強してもそれなりに優秀なのです。

そんなこと言ったら,進学校や塾に来てもらえなくなるので,たいていは「誰でもうちの塾,学校で伸ばせます」と言って生徒を集めます。

そりゃ,たくさん集めたら,中には良い遺伝子の生徒が混ざってますから,勝手に一流大学に合格してくれますからね。

ほら,こんなこと書いたら,ウチの塾に入れようと思わないでしょ?

だから学校や塾,というか,教育関係者はそんなこと書かないのです。

最初からウチの子を伸ばすのをあきらめているかのように思うのでしょうね。

まあ,そう思う親御さんは,そもそも頭の良くない遺伝子を持っているので,残念なのですが,その遺伝子なりに到達する最大値を目指してみてはどうでしょうか?

つーか,遺伝子って見えませんので,親が頭悪いと思っていても,実際は良い遺伝子を持っているかもしれないのです。

単に,運に恵まれなくて学歴がついてこなかっただけとか。

私の親の世代など,戦争の影響で勉強どころではなかったとか。

そういった例もたくさんあるので,その生徒の最大到達できそうなところまで近づけるというのがウチの塾の目標です。

行きたい学校に合格しなかったからといって,ガッカリしないでください。

ウチの塾は合格できなくても,他の塾に行くよりは近づくことができる「環境」を売っています。


「遺伝」で決まると言いながら「環境」を売っているという・・・

しかも合格できなさそうな・・・


結論:

遺伝子が良いかどうかは,実は見えない。
だから,とりあえず上位をめざしてやってみる。
遺伝子が良ければウチの環境ならめっちゃ伸びる。
遺伝子が悪くてもウチの環境ならそれなりに伸びる。

いつもながら宣伝のヘタな塾ですね・・・





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