[2021年10月4日]
中学3年生諸君は,そろそろ真面目に私立高校を選ばないといけないです。
「いえ,ウチは公立志望なので関係ありまへんねん」
というわけにはいかないのが私立高校選び。
ほぼほぼ合格しそうな公立高校を受験するにしても,万一当日に受験できないアクシデントがあるやもしれない。
2次募集する公立高校もあるが,それをあてにもできない。
ある程度,公立高校がダメだった時に,行く価値のありそうな私立高校の合格は持っておくべきなのです。
というより,ある程度満足できる内容の私立高校に合格しておけば,公立高校の入試も上位にチャレンジ可能になってくる。
実際の私立高校選びはどうなるのか知ってますか?
何も考えずにボーっと過ごしていると,中学校の先生が勝手に示してくる高校に自動的に決まってしまいますよ。
この10月から11月にかけての各中学校で実施される実力テストの結果で,担任の先生から「君はここかここにしなさいね」と言われて面談終了。
ウチの塾のある高槻らへんだと,上位者は関倉,次に追手門,あとは大阪青凌や金光大阪などに順次振り分けられていく。
金光大阪と言われた生徒が,「追手門受けたい」と言っても,担任の先生は「無理です」と返してくる。
いや,まだ本格的に受験勉強もしてないのに「無理」はないだろうと思うでしょう?
ところが,担任の先生は「無理」と言います。
以前,どこかの茨木市立中学で,学校の先生が指示したのと別のところを受けた生徒はこう言われました。
「そこ,100%無理ですよ」
中学校の担任の先生は,そんなことを言って,いわゆる輪切りで私立高校に割り振っていくのです。
だから,よほどしっかり調べておかないと,実力テストの点数でどこを受けるかまで決められてしまいます。
感覚的には8割9割が学校の先生の言った私立高校を受けてしまいます。
友達もみんな同じように先生の指示に従っているし,自分だけ逆らうのは非常に勇気が必要ですから。
ところがウチの塾生は,学校の先生の言うのと違う学校を受験する場合がよくあります。
このブログを読んでくれていますからね。
ちなみに,さきほどの100%無理と言われた生徒は,そこを受験して合格してきました。
合格したのにその先生はさらに露骨に嫌がらせみたいなことを言ってきたようです。
ごく稀にそういうおかしなこと言う担任に当たる場合がありそうだなー,と思った人もいるでしょう。
残念ながら,ごく稀ではなく,非常に頻繁にそういう担任の先生が出現します。
ですから,心の準備だけはしておいてください。
学校の言ったところと違う,自分に合いそうな学校を探しましょう。
まずはパンフレットを集めて,各学校のホームページをしっかりと見ましょう。
すべて,すばらしく良い学校のように掲載されているでしょうが,とりあえず「いいな」と思える部分をさがしましょう。
その後,実際に学校を見に行ったりして,本当に良さそうな学校かどうか吟味していきます。
ウチの塾生なら,具体的にどの学校に興味を持ったか言ってくれれば,何らかのコメントができると思います。
いつもよく書きますが,大阪府の中学校から京都や兵庫の私立高校に行くのは全く問題ありません。
むしろ他府県に良い高校も多く,大歓迎してもらえるので,大阪の私立高校だけでなく広く見るようにしてくださいね。
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