[2021年10月7日]
テレビ朝日を見ていたら,東京のスタジオで急に地震。
大慌てしているTV局の人は報道する立場にあるのだから,もっと地震について勉強すべきだと改めて思った。
今回,わりとすぐに震度分布が表示され,どうやら関東の内陸の地下の可能性が高くなった。
そして,千葉の地下80km,マグニチュード6.1と速報が出た。
にもかかわらず,アホなアナウンサーは,念のため津波に注意などと言ったので吹き出してしまった。
あのな,基本,内陸の地震で津波はねーんだよ!
M6.1のエネルギーだと海域でも津波は起こらないんだよ!
少なくとも報道する人とか,学校の先生,官公庁の人くらいは,これぐらいの基本知識は持っておくべきだろう。
地震の度に,型通りの原稿を読むのでなく,
「内陸なので津波はなさそうですね」
とか,
「通常はM6.5以上で津波が起こるので,今回は大丈夫そうですね」
とか,
「海域ですが震源の深さが80kmと深いので大津波はなさそうですね」
などと,必ずコメントしろと言いたい。
それをいつも聞いていたら,国民も,だいたいそういう条件なら津波がありそうか,なさそうか判断できるようになるだろう。
あとは,学校教育。
小中学校で,いつも先生が上記の条件をあたりまえのように子供たちに伝えておけば,津波がありそうかどうかわかるようになる。
いずれにしても,テレビ朝日の報道体制はお粗末そのもので,そろそろ放送局を廃業した方がよいのではないかと強く感じた。
にほんブログ村
にほんブログ村