[2021年11月8日]
学校でいじめがあって,こどもが自殺する報道があります。
きまって,学校や教育委員会の対応がどーのこーのという内容。
そうしていつもこうなのでしょうか。
世間の人が普通に考えているのと,真逆のことが起こっているのです。
多くの人は,いじめは絶対にダメなことだし,なくさないといけないと思っていたりします。
そこが間違い。
いや,ダメなことではありますが,なくすことはできないというところからスタートしないといけません。
必ずいじめは起こります。
できるだけ自殺などが起こらないようにするのが大切。
しかし,自殺をゼロにするのも不可能でしょう。
ある程度,いじめがあったら自殺者も出るのが当然なのです。
無駄な抵抗ですが,ウイルスをゼロにできないですし,死者をゼロにもできません。
それと同じ。
いじめは,人間が持つ「習性」みたいなものです。
みなさんも同じ精神構造を持っていますよ。
たとえば,職場でマスクをしていない人がいたらどうしますか?
今だと,おそらく他の社員が注意したりするのでは?
しかし,中にはマスクしない派の人もいるのです。
私のような人格者タイプの人は,いじめを受けることはあまりないです。
100倍くらいにして言い返してあげますから。(どこが人格者?)
ところが,ちょっとおとなしい人なら,かなりいじめられるはずです。
テレビの報道でも,マスクをしていない人がいたら,非国民とののしられ,なにやら哀れみの言葉さえ投げつけられてます。
それがまさにいじめの構造だと気づきませんかね?
自分の考えや行動と違う人間をいじめるのは,人間の習性なのです。
その内容が,正しいか間違っているかは全く関係ありません。
本当はマスクしないのが正解なのに,マスクしない人がいじめられる世の中っておかしいでしょ?
少なくとも,学校でマスクしないようにすべきです。
感染リスクはインフルも他の病気もずーっと前からあるのですから,ゼロにはしなくてよいわけです。
それより,こどもたちが,お互いの表情がわからない状態は非常に危険です。
先生の表情がわからない授業は,学力の低下に直結します。
そんなの,誰でもわかると思いますが,学校関係者はどうして声をあげないのでしょうか?
正しい行動をこどもにさせることができない現状は,学校教育現場として機能していないといえますよ。
少なくとも,お母さんお父さんは,マスクなしでこどもに接してあげましょう。
親の表情からこどもは生きるのに最も大切な感性を学ぶのですよ。
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