パソコン版を見る

尾崎塾
富田教室

[2021年11月13日]

システム英単語

高校生で,英単語力に不安を持っている人も多いのでは?

単語をたくさん知っている方がよいのは事実でしょうが,単語力って意外に奥が深い。

文脈の中でちゃんと意味を取れるか。

試験で困らないためには何が必要か。

いろいろ考えてよく作られているものに「システム英単語」がある。
通称「シス単」。
img1
駿台がおススメしているだけあって,受験に必要な知識がたくさん身に付くようにできてる。

せっかく使うのなら,最大限効果があるように使ってほしい。

よく,学校でテストされる場合もあるでしょう。

そのテストに合格することが目的化されてしまうと,肝心な試験に役立つ内容が抜け落ちる可能性がある。

システム英単語を最も効率よく利用するコツを書いておく。


1.Fundamental Stage をひたすら繰り返すこと。
  欲張ってEssentialやAdvancedをやらない方がよい。
  ましてや Final Stageなんて知らなくて困らない。

最も試験に出る頻度が高いのがFundamental Stageの600単語。
だから,それを完璧にやるのが最も有効なのです。


2.MINIMAL PHRASESをしっかり覚える。
  シス単の最大の売りがここ。
  試験によく出て来る形で覚える。
  自動詞か他動詞か,どの前置詞を伴うかなどが網羅されている。
img2  
  
3.音を聞いて頭に入れる。
  今どきですから,スマホで音声をダウンロードできます。
  英語は音で覚えるのが基本。
  可能なら口ずさんで覚える。

4.適宜,チェック問題集やWORKBOOKも利用する。
  せっかく,書き込み式の問題集やノートが発売されているので,利用したい。
  たいていの入学試験は筆記試験なので,書くことを怠らないようにしたい。
img3
img4

5.シス単で「覚える」のではない。
  ちょっと何言ってるかわからないでしょう?
  シス単に限らないが,単語集で覚えるのではなく,単語集で「確認する」という意識が大切。
  覚えてない単語を1から覚えるのではなく,見聞きしたことがある単語を思い出す。確認する。
  それには,普段から多く英語に触れて,単語を見聞きしておかないといけない。
  何度か見たことがあるものを,再度見聞きして,どんどん定着させるというのが単語集の使い方。

この最後の話,意外にみんなわかってない。
辞書を1ページ目から覚えていくみたいなことになる。
そうではなく,覚えかけの単語の定着。忘れかけの単語の復活。えーっと,などと言わずすぐに意味が取れるように,身体に染み付かせるための繰り返し。
そういうことを単語集によって効率的に行うのが重要なのです。






  




 


にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ
にほんブログ村