[2021年12月5日]
昨日書いた内容で,誤解のないように。
何も,学校さぼらせて塾の授業を多く取ってもらってお金もうけしようというのではないですよ。
冬期講習中に学校で講習があって休むような場合,こちらのお金はまったく増えません。
この時期,少しでも受験生本人のためになるようにすごすべきなので学校よりもよい環境があれば,そちらを選択するのもアリだと言っています。
学校は休んではいけないというのがそもそも間違い。
行く義務などありません。
学校に行くことで得られるプラスが大きければ行けばよい。
他の場所で過ごすことがプラスならそちらを選択すべきなのです。
これは勉強だけの話ではありません。
スポーツや他の活動があれば,学校を休む生徒も多いでしょう。
学校には「公欠」とか「出席停止」という処置もあります。
とにかく欠席をさせないというのが良いという「信仰」があるのが学校という場所です。
学校は,生徒が欠席せずに来るといろいろと楽なのです。
だから,少々ウソをついてでも学校に来させようとします。
夏休みや冬休みに「登校日」を設定することもあります。
これ,行かなくても欠席にはなりませんし,他に大事な用があれば行かなくてよいのですよ。
学則に定めた休業日は出席すべき日数に入れることはできませんからね。
実際は今時,「コロナがこわいので休みます」と言うだけで普段でも欠席にならないのです。
それほど出席というのはいいかげんな扱いなのです。
高3生は,学校に調査書を取りに行く日があるかもしれません。
これも,言われた日に行く必要はありません。
後日でもいいし,代理の人でも受け取れます。
自宅に郵送してもらってもよいでしょう。
でも,そういう手があることを言わずに,必ずその日に来ないといけないように指示してくるのが学校です。
学校はずるいので,高校生は欠席すると「留年」とか「卒業できない」などと脅かします。
実際のところ,年間の授業数の3分の1休むとその可能性があります。
しかし,通常200日くらいの授業日があり,3分の1だと60日は欠席しても大丈夫です。
高3のこの時期から60日欠席する方が難しいですから,必要ない日は登校しなくて全く問題ありません。
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