[2021年12月15日]
各予備校がやってる高1・高2生に向けての「共通テストチャレンジ」ってのがありますが,あれ,意味ありますかね?
いや,意味あるんですよ。
それは,参加した生徒にではなく,予備校や学校にです。
テストの問題は公表されているので,その予備校のイベントに乗っからなくてもいつでも自宅で問題を解くことができます。
ですが,予備校とすれば,今回の共通テストがどれくらいの難易度かのデータをいち早く知ることができます。
また,参加者(見込み客ともいう)の学力把握もできますね。
それで,学校と結託,いや,協力して,参加を呼び掛けて,学校とそのデータを共有できるのです。
学校としたら,その年度の生徒がどれくらい取りそうか把握しておきたいのです。
要するに,多くの高校生が無料で受験産業に自分のデータを搾取されるイベントなのです。
参加要項に,大々的に「参加費無料」と書いてあります。
当たり前です。
むしろ,予備校が参加者に情報提供料を払うべきなのです。
おそらく,多くの高校で,半強制的に高2生などは参加させられることと思います。
一応,嫌われることを承知で,真実を書いておきました。
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