[2021年12月16日]
今年は,最高の年でした。
活躍すれば,給料も上がる。
一般のサラリーマンが,一気に5倍の給料になるなんて,まず考えられません。
プロ野球は,実力の世界なので,夢があっていいですね。
自分の失敗談ですが,大きな勘違いをしていたことがあります。
某大手予備校で地学講師をしたのはいいのですが,初年度に1コマ7000円で契約しました。
てっきり,プロ野球選手みたいなものなので,活躍すればそこからどんどん給料が上がるものだと思っていたのです。
ところが,2年目の契約で提示された額は,なんと!「7000円」(T_T)
1円も上がらない。
それで,事務方に文句を言ったら,逆切れされて,「生徒のアンケートがすべてなんです!」と言われてしまった。
そう,査定は,予備校がするのではなく,受講生だったのだ。
しかも,「満足度」の項目のみが査定対象。
説明の仕方,板書の見やすさ,声の通り具合など,すべて高評価だったのは全く査定に入ってない。
これ,よい授業よりも人気取りの授業がいいということなのか?
プロ野球でいうと,玄人受けする好プレーよりも,一生懸命アピールのプレーとか,ファンサービスをやれば給料が上がるというような話。
びっくりしました。
それで,もちろん授業の内容はさらに良くしつつ,学生の満足度をさらに上げる授業を行ったところ,おそらく予備校ではトップの成績だった。
(他講師の平均よりはるかに高評価だったのでわかるのです)
プロ野球でいえば,勝ち星とか本塁打はそもそもチーム最高で,ファンの支持も圧倒的にトップになった。
これで,年棒大幅アップだなと,契約額を楽しみにしていた。
さて,提示された額はいくらでしょう?
びっくりしますよ。
な,なんと!
「7100円」
(~_~メ)
あほらしくて,やる気なくなってきました。
そして,おそらく数値がずーっと低い年配の大先生はもっと高額の給料をもらっていたのです。
その大先生がテキストを全部つくっていたのですが,そのテキストの間違いを指摘したところ,それをお認めにならないという事件が発生しました。
それで,私は大手予備校を去りました。
めでたしめでたし。
ま,ほんとにいろいろ勉強にはなりました。
にほんブログ村
にほんブログ村