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尾崎塾
富田教室

[2022年2月6日]

五輪選手から学ぶ

オリンピックがはじまると,普段なじみのない競技も見られて,それが楽しみの一つでもあります。

モーグルでメダルを取ったということで,堀島行真選手の記事がいろいろ出てます。

ウチの塾で,入試は「運」の要素も大きいといつも言ってるのですが,堀島選手はこう例えています。

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「結果は天気のようなもの」

自分ではどうしようもない要素が必ず入ってくるので,それは受け入れるしかないのです。

ちょうど,ジャンプの高梨選手がまさに天気=風の運がなかったので4位に終わったことと対照的ですね。


また,今朝はテレビでインタビューを受けていました。

どうやら決勝に向かう時の心がまえを答えていたのですが,採点要素に入らない部分も出るようにしたとのこと。

細かい採点要素はわからないのですが,たとえば「気迫」とか「勢い」みたいな,採点者が感じる部分を意識していたようなのです。

それはオリンピックという特別な舞台なので,きっとそういう特別なことが採点を左右するだろうということでしょう。

これも,ウチの塾でこっそり教えている内容そのものなのです。

入試の答案は,もちろん採点基準があって,それに従って採点されるわけですが,採点者が感じる別の要素が実はあると思ってよいのです。

わかりやすい話,汚い字,乱雑な字,うすい字で書かれた答案には「意欲」が感じられません。

微妙なところで採点に影響する場合がないとは言えないのです。


五輪選手のように人生をかけて,へたすると命がけで取り組むほどの値打ちが受験にあるかどうかはわかりません。

少なくとも,それくらいメダルを取りたいと思う人が何を考えて取り組んでいたかは受験生にも参考になるはずです。





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